HKMネコ育チャレンジ:第2話「ワンピース長すぎ問題チャレンジ」
「ワン黄門」って題名になってもおかしくねえよな。
ヒロ:今、水戸黄門が放映されていなくて良かったですね。放映されていたら視聴率をとられた可能性があります。しかもあっちは一話完結型でスピード展開ですから。
セクション8「ルフィーと体験学習とデリバレイト・プラクティス」
ヒロ:次はスポコン型要素についてお話します。
この型の要素を維持していればルフィーさんは強くなり続け、勝ち続けられるのです。そしてルフィーさんのそんな姿に視聴者は自分を重ね合わせ喜びを覚えるのです。
ルフィー:スポコン型って「スポーツ根性型」のことだな。根性と努力でそのスポーツで名をあげる、というパターンのやつだな。
ヒロ:ハイ。そうです。「はじめはできない事が、努力してできるようになる」ことを「学習」と言います。ですのでスポコン型の物語は実は「学習物語」なんです。
そしてスポコン型学習は「体験学習とデリバレイトプラクティス」と言う学習理論を本質としているんです。
ですのでスポコン型については、この体験学習とデリバレイトプラクティスの要素を含む行為が「標準行動」となります。
そしてこの学習理論を充たす行動量より多い行動が「ムダな行動」となります。
ルフィー:ヒロさん。体験学習とデリバレイトプラクティスの要素ってどんなだ~?
ヒロ:体験学習の要素は4つで、その4つの要素はサイクルになっています。
少し難しんですが、
①具体的経験(ぐたいてきけいけん)
「④」で作った実行計画を「実行」した結果である事実を経験すること
②省察的観察(しょうさつてきかんさつ)
「①」で出た「結果」を何故こういう結果なのかを一生懸命に必死で見ること
③抽象的概念化(ちゅうしょうてきがいねんか)
「②」で考えた事の因果関係を考えたりメタ化して、結果を向上させる独自理論を作る。
④能動的実験(のうどうてきじっけん)
「③で作った独自理論を実行する段取りをする」
の4つが要素です。
ヒロ:そして、デリバレイトプラクティスの本質は「少しずつ負荷を強めていく体験学習サイクル」です。ですからデリバレイトプラクティスの要素は、体験学習の要素に「少しづつ負荷を高くした練習」をする事だけです。
ルフィー:じゃ、体験学習のそれぞれの要素は、どのくらいの量がちょうどなんだ?
ヒロ:体験学習サイクルにおける各要素の割合と言うのは特に決まってはいません。
時間的に一番時間が必要ものは内省的観察と抽象的概念化です。
具体的体験は「実行した結果を体験した」という事実ですので一番短時間です。
ヒロ:デリバレイトプラクティスの「少しずつ負荷をあげる」と言う程度は、「背伸びをすればできる」「上級者に助けてもらえばできる」程度の負荷です。
今の実力から離れすぎていると効果はありません。
ルフィー:
ふ~ん。解ったような、解んないような。ま、いいや!
「標準行動」だけ教えてくれよ。
By HIro
“ねこチャレ「ルフィーと体験学習とデリバレイト・プラクティス」” への 1 件のフィードバック