ねこチャレ「ネコに鈴」

HKMネコ育チャレンジ

◆チャプター17「ネコに鈴」

ヒロ:「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と言う言葉があります。問題を解決したいと一生懸命努力をしたのに、ある程度問題が解決すると安心してしまい、気が付けば改善以前の事態・状況に逆戻りをしてしまう事は良くあります。せっかく努力した成果を逃がさないようにするのがこのステップです。

HKMにおいて得る成果は2つ有ります。

①「問題解決能力の向上」

②「問題が解決した成果」

これを逃がさないようにする対策を立てます。

ヒロ:まずは「問題解決能力」の確保です。HKMの関心は人の「問題解決の能力の向上」ですので、どんな問題を改善テーマとしてHKMを行った場合おいても同じものとなります。「ヒロ曼荼羅の復習」と「今回行ったHKMのステップの活動を清書した記録の復習」2つです。

山田:ヒロ曼荼羅の復習ってどのようにするのですか?

ヒロ:ヒロ曼荼羅にはHKMの手順と各ステップのつながりが全て描かれています。HKMを一度もやったことが無い人がこれを見た場合に、そこに書いている言葉は理解できても、そこに書かれていない内容や、どうやるのかを認識することはできません。しかし、一度HKMを実際に経験(もちろん例題としての1回経験でもOK。ですので山田さんは経験者です。観察者としての「あなた」も疑似経験者です)した人ならば、やった内容を思い出すことができますし、やり方、進め方を思い出すことができます。

従って、ヒロ曼荼羅を使っての復習の仕方としては、ステップ順に、つまり上から下に太い矢印に従って各ステップの質問・指示内容を読み、自分がそこのステップで何を経験したのかを思い出せばよいのです。

最初は少し時間がかかる(30分くらい)と思いますが、慣れてくると5分も掛からなくなります。

今回行ったHKMの清書記録の練習についてもやり方はヒロ曼荼羅の復習と同様です。

 

山田:ヒロ曼荼羅と清書記録の復習に関してはある程度わかりました。HKMで学んだように経験が大事なんで、まずは「お気楽♪」にやってみてす。それから考えてみます。

山田HKMの改善効果自体を無くならせない対策は「摂取カロリーと消費カロリーデータの記録の継続」とします。

ヒロ:ニャン。「やってみる」は学びに溢れています。山田さんは「経験して、そして考える」が身に付きましたね。素晴らしいです。コルブ先生も喜んでいると思います。

つづく

By Hiro

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