ネコ育チャレンジ
◆チャプター18「ネコ育は未来のネコ育を決める」
ヒロ:山田さん、これが最後のステップです。ここでやることは「ネコだって反省をする」のステップで確認した『評価』のさらなる上積みと、『反省』の埋め込みを今後どのようにしておこなっていくかを考えるステップです。
次回のHKMを使った改善活動の方向を決める羅針盤と言うことができます。
やり方は今まで通りヒロ曼荼羅にそって進めて行けばいいだけです。
山田: 「にゃん。分かりました。」
ヒロ:「評価と反省」のなかで、最も向上させたい、又は修正したい事項を一言集約してください。「〇〇〇〇・・・・〇〇する必要がある」と纏めてください。
山田:「ネコはひげとシッポでできている」で行った「実現子の設定」に関して、今回はなんか一生懸命でなかった様な気がします。別になげやりと言う訳ではなかったのですが、『問題解決するぞ‼」と言う事にフォーカスしたのではなく『自分が分かる事。自分ができる事』にフォーカスしていました。
「ネコだって反省する」で「大きな効果があってびっくりした」とお話した『摂取と消費の記録を取る』と言う実現子の様な本当に効果のある実現子を作ってみたいと今は思っています。あの実現子はヒロさんに「試しになんかもう1つ作ってはどうですか?」と勧められたのでわりといい加減に作ったものです。どう考えても他の『摂取を減らして消費をあげる』と言う実現子に比べたら何の力も無さそうな実現子なのに、改善にあれほど効果を発揮したんです。本当にびっくりしました。
次のHKM活動をする場合に私にそのようなことを考えられるかはわかりませんが、ヒロさんのように改善に真剣にコミットして行こうと思っています。なんせ改善効果は4,000万円ですから。
そこで次回のやりたいことは
『力ある実現子を作る必要がある』にします。
ヒロ: 褒めて頂いて光栄です。山田さんがそのように考える至ったのは、山田さんが達人への道を歩いていっている証拠だと思います。そして、今回の実現子の策定は、あれはあれで意義があったと思います。HKMは「最後まで終わらせる」に一番の関心がある問題解決スキルですから、サラッと済ますことができることは悩まないでサッサと終わらせるととは重要なんです。
ヒロ:それでは「必要がある」を実現するための具体的アクションは何ですか?
山田:「問題解決にフォーカスする事」です。
ヒロ:どうすればフォーカスできますかね?
山田:「改善目標金額」を作ります。
ヒロ:「利益目標」ですね。さすがは営業部長ですね。
ヒロ: 山田さん。これが最後の質問です。今回の「生活習慣病に片足を突っ込んでいる」いう問題は第一段かが終わっただけです。あと2回くらいはHKMをやると完全に解決すると思います。「第二段階目のHKMを行う場合の成果目標を設定はいくつにしますか?』
山田:「達成率90%」にします。
ヒロ:「100%」じゃないんですね?
山田:「もう少し『自分が頑張れる事』に自信がついてから100%にします。また唐揚げラーメンチャーハンセット依存体質に戻ってしまいそうな不安があるんです。
ヒロ:せっかく禁煙に3カ月成功しているのに「1本のタバコで喫煙者に戻ってしまう」みたいな感じですね。わかります。「唐揚げラーメンチャーハンセット」恐るべし。
山田:怨霊退散、怨霊退散エイ!エイ!
ヒロ: 最後の最後に、『評価と反省』『サクッと歯止め』『今後の課題』について、『評価と反省』で作った清書用紙に清書をしてください。
清書に終了日である本日の日付と、何回目のHKMかを書いておいて下さい。今回はBASICヒロ曼荼羅の1巡目で終わりましたので「1回目」と書きましょう。
次の例題はヒロ曼荼羅2巡目と三巡目を使いますので、次の例題が終了した時点で「3回目」と書くことになります。
以上ですべて完了しました。山田さんありがとうございました。
山田:はい。どうもありがとうございました。人生が変わるような気がします。
ヒロ:なんせ4000万円の改善額ですもんね。
山田:にゃん。
おしまい
By Hiro
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