◆チャプター5「ワクワク!ネコのお土産」
ヒロ:次のステップは、どんなネコ育をやっていきたいかと言う「ネコ育テーマ」を作ることがここのステップ作業です。
これをネコ育的に言うと、よく観たネコを「どの様ににしつけるか」と「しつけが上手く行ったらネコはどんな恩を返しをしてくれるか」を考えるステップです。
山田:ヒロさん。私、「ネコのお土産」知っています。ネコがネズミとかヘビとかを捕って家に持って帰ってきて、いかにも「ご主人、どうぞ召し上がれ」みたいなやつのことでしょ?
ヒロ:そうです。そうです。山田さん詳しいですね。
山田:子供のころ祖母に教えてもらいました。ネコがヘビとかを家に持ってきてもネコを怒っちゃダメだって。あれはネコが日頃のお礼に持ってきてくれたお土産なんだって。
ヒロ;そうですか。ネズミやヘビを持ってきてもらっても困りますが、上手に問題解決=ネコ育できると、良いことが起こります。ネコはしつけ次第で恩返しをするんです。
テーマの作り方にはルールが2つ有ります。
第一のルールは「ワクワクするようなテーマをつくる」ことです。
暗いテーマを実現したいと思う人はいません。「あ~早くネコ育やりたーい」と思うようなワクワクする表現にすることが大切です。
第二のルールは、文末は「~する!」「~するぞ!」「しちゃうぞ!」とすることです。
決意と確信が大事です。「するかも?」「しゃちゃうかも?」はダメです。人間の学習には「気持ち」が影響するんですよ。
作り方1「どんなネコ?」のステップで考えた「どうやったら問題は解決しますか」の答えを活動テーマの前半部分にします。
作り方2「どんなネコ?」のステップで考えた「問題が解決するとどんな良い事がありますか?」の答えを活動テーマの後半部分にします。
作り方3「文末に“実現する(“しちゃう“でもいいです)!”」をつける。
作り方4「ワクワク感を少し加える。文が苦手な人は、明るい色を使って書く。色の感覚も怪しい人はテーマ最初に『ワクワク』と書く」
では、山田さん、どーぞ。
山田:う~ん・・・と。
まずは前半。「摂取カロリーを減らして消費カロリーを増やす」ですよね。
次は後半。「健康では働ける」ですね。
次は、「実現するぞ」・・・と。
ヒロ:そうそう、その通りです。前半は原因行動で、後半はその行動の結果です。
さいごにワクワク感ですよー。
山田:こんな感じですか?
ワクワク 摂取カロリーを減らして消費カロリーを増やして健康で働ける体を作るぞ!
ヒロ:はい。チャンとルール通りできましたね。いいですよ。
ヒロさんは、後半の「健康で働ける」がなんとなく悲壮感が漂っている気がします。
「健康体でとんとん拍子に出世しちゃうぞ!」
見たいな感じが好きです。
山田:なるほど。ヒロさんはセンスが良いですね。
ヒロ:初めて私のセンスが受け入れられたような気がします♪
山田:こんなのではどうでしょうか。
ワクワク カロリーのマイナス成長で健康ゲット!ついでに出世もゲットしちゃうぞ!
ヒロ:カラフルですし、ワクワクです! 山田さんすごいです。おじさんにしておくのがもったいないです。
By Hiro
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