HKM例題集 第一話 ネコ育
◆チャプター14「美咲ちゃんはネコ育と名まえをつけた」
*美咲ちゃんはヒロさんの言ったことをまもるために、メモではなく、問題解決のためのノートを作ることにしました。
今までにヒロさんがしてくれた質問や、自分がそれに答えた内容とか、ヒロさんが言っていたアドバイスを思い出しながらノートを作りました。色鉛筆で文字を書きました。斜めに文字を書いたり文字の大きさを変えてみたりして書きました。いえいえ。どっちかと言うと「書いた」のではなく「描いた」という感じです。もちろん絵もいっぱい描きました。ヒロさんのイラストも描きました。
ノートの題名も決めました。美咲ちゃんは何かに名前や、題名を付けるのが結構好きなんです。なんにでも闇雲につけるわけではありません。気に入ったものには名前を付けるんです。当然「広田まねきネコ🐈の法則」もそうです。
中2からズ~ト着て言えるパジャマ代わりのトレーナ~1年のうち夏以外の3シーズン使用して丸3年間着ています(お洗濯はちゃんとしています)。この子の名前は「くにちゃん」です。クマぬいぐるみは「みみ君」です。こういった名前を付けられたグッズや美咲ちゃんの経験や事件は30余り存在しています。
それらのものの名前を並べてみると美咲ちゃんの成長の過程を知ることができるような気がします。「気がする」と言うのは「成長している事が明確に確認できない」と言う事を多少含んでいます。多少です。
ごんだわらさんのニックネームに関しての歴史的大発見が「ゴンちゃん共通の原則」と言う名前が付いているところもみると美咲ちゃんは案外「ごんだわらさん」が気に入っているのかも知れません。
美咲ちゃんはヒロさんとの問題解決活動のノートを作り、ノートに名前も付けたので、この問題解決活動をきっと気に入っているのですね。
このノートの名前は
😸 かわいいネコの育てかた
ネコ育
です。
その後美咲ちゃんはこのネコ育ノートに「作戦の進み具合」に加えて「自分の気が付いた事」や「ヒラメキ」、「アイディア」や「落書き」を描きながら、ネコ育をお気楽に実行していきました。
美咲ちゃんも高校2年生になりました。あたらしいクラスメイトにもなれてきました。
今日2年生は恒例のマラソン大会がありました。少し手を抜きながら走りました。
でもやはり10kmを走るとヘトヘトです。
お家に帰って、お風呂に入ってお気に入りのクニちゃんを着ました。
トラを抱えて部屋に戻りました。
最近2年生になったり、クラス編成のテストかあったり、マラソン大会に参加したりとイベントが重なり「ネコ育」スケジュールが少し遅れていました。気にはなっていたのですがネコ育一時停止状態でした。でもネコ育期限はあと2日後に迫っています。ネコ育ノートを見返しました。
HKMの本で確認したいことがあり本棚からHKMを引っ張り出しました。パラパラ。
美咲:・・・・・・・これ。ほんとに笑っちゃうくらい面白くない。
でもここまでくると一つの才能かもしれない・・・・・・・
ヒロ:美咲ちゃん、こんばんはー。問題解決おじさんのヒロさんです。
そろそろ期限ですね。問題解決活動の。ワクワクしますね~♪
美咲:あ、ヒロさん。相変わらず、テンション高いですね。お元気でしたか?
でも、ヒロさん。「ネコ育」のスケジュールが全部終わっていないんです。
ヒロ:大丈夫です。それはそれで意義がある事なんです。
HKMは問題解決が一歩でも進んだら、それは「えらい」と言う評価です。
美咲:じゃヒロさん。ネコ育の続きお願いします。
ヒロ:はい。少し確認なんですがその「ネコ育」って今回の問題解決活動のことですか?
美咲:はい、そうです。ヒロさんもスケジュールに書いていたし、言いやすいし、かわいいです。だから「ネコ育」です。
By Hiro
“美咲ちゃんはネコ育と名前をつけた” への 1 件のフィードバック