HKM例題集 第一話ネコ育
◆チャプター8「美咲ちゃんお気楽になる ♪」
ヒロ:問題の現状を測る指標の目標が決まったので今度は、今回の問題解決活動で実現する『具体的実現目標』を作りましょう。
ヒロ:作り方は簡単です。
「問題解決の目標」と「活動テーマ」を使って、「問題を解決できた自分又は自分達」への賛辞を考えてください。
美咲:前に作った「問題解決活動のテーマ」みたいな感じで作るんですか?
ヒロ:そうです、そうです。あんな感じです。ワクワクが大事ですよ。
ワクワク♪ お気楽~♪
美咲:・・・ヒロさんって本当にお気楽そうですね。
本の精には生活の心配とか、テスト勉強とかが無いんでお気楽なんでしょうね。
私もヒロさんみたいにお気楽に生きてみたいです。
ヒロ:恐縮です♪
美咲: ええと、「問題解決の活動のテーマ」みたいなものは
「😸まねきネコ育てて広田君ゲット。わたしは💛」でした。
そして、問題を解決する目標は、
「3か月後に月に4回広田君が私の家に来るようにする」でした。
あとは成功した自分をイメージして
成功したことを自画自賛する。そして、ワクワクを忘れない、でしたね。
🐈かわいいトラで4まねき。3か月後に4広田♡
すごいぞ美咲ネコ育成功。Good Job!👍
というのではどうですか。
ヒロ:たいへんお上手ですね。絵を描いたり妄想したり、少し英語を使ったりと、HKMは女子高生向きかもしれませんね。
美咲:わたし絵を描くのって好きだから別にいいんですけど、どうして前にやった「活動のテーマ」とか「解決目標」と同じようなことをわざわざまたやるんですか?
ヒロ:またまたマニアックな質問ですね。
そうですねぇ。一言で言うと
「広田まねきネコ🐈の法則が使えない」という美咲ちゃんの問題を、問題解決しやすい形に作り変える作業の総仕上げをしているんです。
つまり「広田まねきネコ🐈の法則が使えない」と言う問題の形のままでは「どんな方向で」「どんな形で」「どの位」「何時まで」などが解らないので「どのような答え」を出したら「満足できるか」が解らないんです。
そこで前半の各ステップで美咲ちゃんの「直感」を使って問題を分析して問題を解決するためには「どんな答え」が欲しいのかを確認しているんです。そして各ステップで確認できた「答えに求められている項目」を、要件を整えつつ解答しやすいようにまとめるのがこのステップです。
問題解決活動の前半は「攻撃目標」を作る活動なんですよ。
そして後半の活動は作られた攻撃目標を攻撃するのが役割です。
そして今やっているこのステップは問題解決活動の中間地点であり、前半で作られた攻撃目標を攻撃者が攻撃しやすいようにセットしていると言うこともできますね。
後半のモンダイ解決活動は美咲ちゃんが今ここで作った
🐈かわいいトラで4まねき。3か月後に4広田♡
すごいぞ美咲ネコ育成功。Good Job!👍
を実現していく活動になるんですよ。
美咲:「おいしいお魚の塩焼きが食べたい」ときには、スーパーで買ってくるか海に行って釣ってきてお魚を用意する。そしてお魚のままの形では作ることができないので、まず頭を落として内臓を取って三枚におろして、そしてその後お料理に取り掛かるみたいな感じですね。
ヒロ:そうです。そうです。サバの塩焼きはおいしいです。
美咲:でも「わたしの直感」を使ったって言うのは何ですか。
ヒロ:ヒロさんがした質問に美咲ちゃんが答えたでしょう。その答えです。美咲ちゃんの問題に関しては美咲ちゃんが一番問題の内容を知っています。よく知っているものには直観が働くんですよ。HKMは直感を大事にする問題解決スキルなんです。
美咲:と言うことはわたしのばあいは直感の中身の半分以上は妄想でできていると言うことになりますね。
それに、ここでもう中間地点なんですね。
広田君ゲットなんて・・・じゃない。問題解決なんてチョー簡単なんですね。
これじゃ、ヒロさんがお気楽になるのが解るような気がします。
ヒロ:え~と。わたし、褒められていますよね?
By Hiro
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