HKM例題集 第一話 ネコ育
◆チャプター3「美咲ちゃんはお気楽♪妖精と出会った」
ヒロ:わたしはKAIZENおじさんのヒロさんです。この本の精です。
よろしくお願いします。
美咲:怪人おじさん?
ヒロ:怪人ではないです。改善です。カ・イ・ゼ・ン。
美咲:改善て何ですか?
ヒロ:改善と言うのは問題解決のことです。
ほらほら、この本はモンダイ解決の本なんで。
美咲:じゃ「問題解決」って言ったほうがいいじゃないですか。
KAIZENなんて言葉はなじみが無いし、意味もはっきりしないし。
ヒロ:まぁ、言われてみれば最近はKAIZENって言いませんよね。
今の若い人もほとんど知らないし。
それでは、これから「問題解決おじさんのヒロさんです」と言うようにします。
美咲:ヒロさん。問題解決って難しいんですか?
ヒロ:ヒロさんのモンダイ解決は簡単です。ぜんぜん難しくありません。
ヒロさんの質問に答えて、ヒロさんがお願いする事を少し考えれば解決しちゃいます。
美咲:考える事は少しにがてかな~。
ヒロ:大丈夫です。美咲ちゃんの考えられる範囲で考えてくれればいいんですよ。
美咲:妄想でもいいんですか。
ヒロ:妄想でも良いです。
美咲:でも本当は難しいんでしょう?
この本だってさっき少しパラパラしたら、瞬く間に眠くなってきちゃたし。
サルでもできますか?
ヒロ:サルにはできません。
でも、小学校の4年生くらいならばできるほど簡単な問題解決方法です。
美咲:小学校の4年生か。お正月にいとこの小4の男の子とはさみ将棋をしたら負けちゃったしな。大丈夫かなぁ。
ヒロ:ちょう~簡単なんで。
美咲:ほんとかなぁ。
ヒロ:ほぼヒロさんの質問に答えていくだけでいいんです。画期的なんです。
ヒロさんのモンダイ解決は「お気楽~♪」がコンセプトなんです。
美咲:どのくらい「お気楽~♪」なんですか?
ヒロ:女子高生に言われるままに20年間なじんできた「KAIZENおじさん」というキャッチコピーを「モンダイ解決おじさん」に変えちゃうくらいにお気楽です。
美咲:わぁー本当にお気楽そうですね。
じゃぁ、ヒロさん私の問題解決をしてください。
By Hiro
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