HKM例題集 第一話 ネコ育
◆チャプター27「美咲ちゃんは提案した」
:大丈夫です。
なぜなら、広田君の名前は広田「ニャ~オ(直)」です。
テケテンテンテ トトン
おあとがよろしいようで。
では、美咲ちゃん。これで失礼します。
美咲:ヒロさん待ってください。ヒロさんにお礼がしたいんです。
ヒロ:いいんですよ、お礼なんて~。
第一ヒロさんは本の精なんで物欲とかありませんし、グルメでもありませんし。
ヒロさんはみなさんの問題解決のお手伝いをしたいだけなんですから。
美咲:じゃぁ、「もう少しみなさんのお手伝いをする機会があればいいな~」って思っているんじゃないんですか?
あんまりお呼びがかからないみたいですし。
ヒロ:それはいつも思ってはいるんですが、美咲ちゃんのおっしゃる通りあんまりお呼びがかからないんで。
ヒロさんが勝手に「こんにちは~、モンダイ解決おじさんのヒロさんです」って出ていくわけにはいきませんので。
そこにHKMの本が無いと出ていけないんです。
ほら、ヒロさんはHKMの本の精なんで。
美咲:だからヒロさんがもっとみんなのお手伝いをできるチャンスを増やすお手伝いをします。わたしに良いアイディアがあるんです。
それに、ヒロさんを定期的に呼び出すので、そのついでなんで。
ヒロ:定期的に呼び出していただけるのは別にいいんですが、いったい何をするんでしょうか。少し怖いような気がするんですが。みなさんのお手伝いをするチャンスを増やすって何をするんですか?
美咲:え~と何だっけな~? あれあれ。ヒロさん。ホットケーキミックス。
HKMですよ。
ヒロさんHKMの本、売れてないんでしょ~!?
ヒロ:まぁ~、そうですねぇ。いい本だと思うんですが。
美咲:でも、それってヒロさんの名誉にかかわるんじゃないんですか?
だってヒロさんは「モンダイ解決おじさん」なんでしょ?
「本が売れない問題」を解決できないなんてまずいんじゃないですか?
心配しているんですよ~。
ホントにいいアイディアがあるんだから。ね?
ヒロ:痛いとこをつきますねぇ。
美咲:それじゃそういう事で、次回はヒロさんの「ネコ育」・・・・「ヒロ育」をしましょうね。
おしまい
Thank you for reading By Hiro
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