HKM例題集 第一話 ネコ育
◆チャプター10「美咲ちゃんトラの尾を踏む」
美咲:ヒロさん。少し聞いても良いですか?
ほら「実現子を作る」ってところで、わたしが難しそうって言ったらヒロさんが、そんな時には
①「まねきネコ🐈育成する行動」と
②「問題測定指標を良くする行動」
を考えればいいんだって教えてくれたでしょ。
わたしは教えてもらった通りに実現子を作ったんですが、どうして実現子を作るには上の①と②を考えればいいんですか。
それが良く分かりませんでした。
ヒロ:美咲ちゃん。ほんとうに聞きたいですか? 説明?
美咲:えっ? 聞いちゃダメなんですか?
ヒロ:いえ、聞いていただいてもいいのですが、少し危険が伴います。
美咲:じゃ、もういいです。怖いのはキライです。
ヒロ:怖くはないですし、せっかく資料も持っていますので説明します。
美咲:いいです。ヒロさんも忙しそうですし。
ヒロ:私忙しくないです。
美咲:・・・あれ。もしかして、ヒロさんって説明好きな人なんですか?
ヒロ:コホン。ほんの少しだけ説明します。
ただし、読者の方は読まないでください。
⚠危険!ここを読んではいけません!
注意:ここを読むとHKMの副作用が出ることがありますので読んではいけません。
間違って読んでしまった場合には、すぐに十分な水で顔を洗い、必要な場合には医師に相談してください ピン・ポン~♪
◆はじまり~
実現子は⑤で作った「実現目標」を実現するための方法です。
そして、美咲ちゃんが作った実現目標は分解するとこんな感じになっています。
実現目標は「活動テーマ」と「問題解決の目標」を参考にして作るのでしたね。
ワクワクを忘れないないようにして。と言う事は、
実現目標=活動のテーマ+解決目標(問題を測定する数値の向上目標)+ワクワク
こんな式になりますよね。
そして活動のテーマと問題解決の目標の作り方を思い出してもらうと、
=(解決方向性の予測⇒解決利益)+(測定指標向上目標と向上期限)+ワクワク
このように展開できますよね。
この式に、具体的な言葉を入れると
=(まねきネコ🐈育成⇒広田君ゲット)+(4回訪問/月と3か月後)+ワクワク
このようになります。
この代入した言葉の「働き」を具体的な言葉に変えて代入すると
=(手段の方法性の予測⇒最終目標)+(手段の強さ&達成期限)+ワクワク
と言うようになり、実現するための目標はこのような関係になっています。
と言う事は、
最終目標が「広田君ゲットでワクワク」
解決の方向性の予測は「まねき🐈育成」
解決手段は「まねき🐈育成」の実現及び「その他のモンダイ測定指標の向上行動」
解決手段の属性は「3ヵ月後に1回を4回にするパワーが必要」という関係になります。
だから実現子の作るコツは、
「問題測定指標を良くする行動」を考えてもらえればいいです。
「行動を考えるヒントはまねき🐈育成」です。
「3カ月で活動できる内容でなければダメ」ですよ。
となります。
*「予測」と言うのは、活動テーマは「どんなことをしたら問題解決すると思う?」という質問に対しての「多分こんな事じゃないかな」と「思い」だけで答えていますので、100%当たっているかもしれないし50%しか当たっていないかもしれない。だから実現子は別な方向のものも発生しても良いので、「まねきネコ🐈育成」はヒントに留まります。「まねきネコ🐈育成」以外の実現子を設定してくれても全然OKなのです。
ヒロ:と、まあこんな感じの説明でいいですか? 美咲ちゃん。
美咲:すやすや zzzz
ヒロ:やはり、ネムネム病にかかってしまったようですね。
美咲ちゃん。美咲ちゃん。大丈夫ですか~?
美咲;あ、ヒロふぁん。
ヒロ:危険です。早く大量の水で顔を洗ってください。
By Hiro
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